【NANJCOIN】日本発の仮想通貨!?ただいま急騰中の「NANJCOIN」(なんJコイン)について色々と調べてみた
さて、仮想通貨についての投稿になります。
今回は、現在(4/5)急騰中の仮想通貨「NANJCOIN」(なんJコイン)について色々と調べてみました。
2018/3/16(金)にCoinExchange(コインエクスチェンジ)に1satoshi(0.00000001BTC)で上場し、現在(4/5)はその50倍である50satoshi近辺まで値を上げているNANJCOIN(なんJコイン)。
https://www.coinexchange.io/market/NANJ/BTC
実は私も、日本発の仮想通貨と言う事で興味を抱き、先々週あたりに少量購入したのですが、3/16に上場と知っていればもっと安く購入できていたのに・・・と激しく後悔。。。orz
そんな、モナコインに続く日本発の仮想通貨であるNANJCOIN(なんJコイン)、果たしてその実態は・・・?
「NANJCOIN」(なんJコイン)の概要
「NANJCOIN」(なんJコイン)のホワイトペーパーによりますと、以下の通りです。
- NANJCOIN(なんJコイン)は、2ちゃんねる上の「なんでも実況J板」、通称「なんJ」の住民によって作られたEthereumトークン。
- なんJを利用する有志により開発、運営されている。
- NANJCOIN(なんJコイン)は、スポーツに関連する分野で決済を可能にしたり、スポーツ選手・クラブ等への寄付ができるようなシステムと提携予定。
- 将来的には、実際のスポーツチームの買収・運営等も行える世界を目指している。
スポーツの分野に特化した仮想通貨で、スポーツ分野での決済や支援のみならず、実際のスポーツチームの買収・運営も視野に入れているとはなかなか野心的ですね。
残念ながら私はあまりスポーツの分野には詳しくないのですが、もし買収したとしたら、ソフトバンクに買収されたプロ野球球団の福岡ソフトバンクホークスと同じ様に、「福岡なんJホークス」とかになるのでしょうか。
ちなみに、私の地元の球団は「埼玉西武ライオンズ」なので、買収されたとしたら「埼玉なんJライオンズ」・・・見たいような見たくないような(汗)
「NANJCOIN」(なんJコイン)を作り出した「なんJ民」(ナンジェイミン)とは?
「なんJ民」という言葉自体、インターネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」「5ちゃんねる」を利用された事が無い方にとっては、聞き慣れない言葉だと思います。
私もたまに「2ちゃんねる」「5ちゃんねる」を覗く程度ですので、「なんJ民」とは何ぞや?と言われても答える事ができません。。。
そこで、Google先生の力をお借りして調べてみた結果が、以下の通り。
2ちゃんねるの掲示板「なんでも実況J(ジュピター)」(通称なんJ)の利用者を指すネットスラング。
掲示板名の「実況」は「実況中継」の略で、野球中継を中心に、スポーツ、アニメ、バラエティなどのテレビ番組を見ながら書き込みが行われる。
以上が「なんJ民」についての説明ですが、「野球中継を中心に」とありますので、「NANJCOIN」(なんJコイン)の公式HPやホワイトペーパーで野球選手の画像がやたらと出てくるのは、この為ですね。
厳密には、「なんJ民」にも幾つかのタイプが存在するのですが、詳しい説明については以下のサイトを参照下さい。
また、なんJ用語集なんてものも存在するようで、以下のサイトに用語がまとめられています。
冒頭の意味不明な言葉も、上記サイトで「ンゴ」と検索してみると分かると思います、多分。
「NANJCOIN」(なんJコイン)の歴史
詳しくは、仮想通貨NANJCOIN wikiに記載されていますが、2018/01/18に立てられた、5ちゃんねるの仮想通貨板の以下のスレが起源だとされています。
なお、上記の1レス目で発行されている「NANJ」は古いもので、現在、CoinExchangeに上場されているものとは別物になりますのでご注意下さい。
そして、2018/02/06に現行のNANJCOINが完成・発行され、2018/03/16にCoinExchangeに上場、現在に至ります。
最初の思い付きから僅か2ヵ月足らずで上場にまで漕ぎ着けたのですから、その行動力と勢いには只々脱帽です。
「NANJCOIN」(なんJコイン)の仕様(2018/04/05現在)
- 規格:ERC223
- トークン名:NANJCOIN
- 発行枚数:300億
- コントラクトアドレス:0xFFE02ee4C69eDf1b340fCaD64fbd6b37a7b9e265
- トークンシンボル:NANJ
- 桁数:8
ホワイトペーパーでも触れられている通り、NANJCOIN(なんJコイン)はEthereum(イーサリアム)のトークンになります。
「トークン」とは何ぞや?については、クリプトゥーロゥ.comさんの「仮想通貨のトークンとは?プラットフォーム別トークン比較」が参考になりますが、ざっくりと説明しますと以下の通りです。
- トークンとは、既存のブロックチェーン上から発行される(=既存のブロックチェーン技術を利用した)もので、Bitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)といった仮想通貨と同じように送金や取引ができる。
- ブロックチェーンを1から開発する必要がない(=既存のブロックチェーン技術を利用する)ので、コストと手間が省ける。
- 既存のブロックチェーンのウォレットを使う事ができる。例えば、NANJCOINはEthereum(イーサリアム)のトークンなので、Ethereum(イーサリアム)のウォレット「My Ether Wallet」を利用する事ができる。
また、NANJCOIN(なんJコイン)は、「ERC223」というEthereum(イーサリアム)トークンの規格に準拠しています。
「ERC223」って何じゃい!?という方は、コンセンシスメディアジャパンさんの「仮想通貨イーサリアムの技術標準 ERCとは何か?」に詳細に説明がありますが、抜粋しますと以下の通りです。
- 「ERC」は、「Ethereum Request for Comments」の略で、Ethereum(イーサリアム)上における技術仕様を文章化したもの。
- 「223」は、223番目に提案されたERC文章の事。
要は、「223番目に提案され決まったEthereum(イーサリアム)トークンの仕様書」との理解で良いと思います。
現在(4/5)、Ethereum(イーサリアム)トークンの規格としては「ERC20」が最も普及していますが、「ERC223」はその上位互換の規格で、「ERC20」との互換性を保持しつつ、「ERC20」の欠点であった誤送信を防ぐ機能が実装されているという優れもの!
https://github.com/ethereum/EIPs/issues/223によれば、2017/12/27時点で、「ERC20」の誤送信により約3.5億円ほどのトークンが喪失しているそうですので、なかなか馬鹿にならない損失額ですね。。。
そして、発行枚数については後ほど。
なお、コントラクトアドレス、トークンシンボル、桁数は、NANJCOIN(なんJコイン)のウォレットを作る際に必要な情報になります。
「My Ether Wallet」にNANJCOIN(なんJコイン)のウォレットを作る方法については、別途、近日中に投稿予定です。
「NANJCOIN」(なんJコイン)の発行枚数
前述しました通り、総発行量は300億枚(トークン)になります。
トークンの割り当ては、ホワイトペーパーによれば、現時点(4/5)で以下の通りです。
割当先 | 割合 | 枚数 |
オープン戦 | 60% | 180億枚 |
マーケティング費 | 15% | 45億枚 |
開発費 | 15% | 45億枚 |
運営チーム | 10% | 30億枚 |
オープン戦(CoinExchangeでの販売)分の180億枚は、3/16に上場して12時間で完売しています。
【オープン戦、完売しました】
皆様のおかげで予定の180億NANJが完売いたしました。突然早まった上場からわずか12時間、我々が考えていたペースよりも随分早い売り切れです。出来高はぶっちぎりの1位…。NANJCOINはやっとスタートライン、ここからが本番です! pic.twitter.com/0JhDSF00oJ— 仮想通貨NANJCOIN (@nanjcoin) March 16, 2018
また、開発費分の45億枚は、2018/05/01 から 2019/04/30までのロックアップが決定しています。
つまり、運営側が自由にできる枚数上限は、単純計算で(2018/05/01~2019/04/30間で)25%に当たる75億枚。
運営側は一気に売り抜けるつもりは無いとホワイトペーパーで名言していますが、仮に売り抜けたとしても一定の歯止めが掛かっているという点は評価できると思います。
なお、現在の運営側の保有分については、以下で確認する事ができます。
「NANJCOIN」(なんJコイン)の今後
ホワイトペーパーのロードマップでは、以下の通り計画されています。
ステップ | 時期 | 内容 |
1 | 2018.02 | NANJCOINを発行、先行無料配布を実施。 |
2 | 2018.02 – 03 | 海外取引所に上場し、NANJCOINの取引を可能にする。 |
3 | 2018 – 2019 | 大手海外取引所に上場し、NANJCOINの価値を高める。 |
4 | 2019 – 2020 | スポーツ事業のスポンサー広告を通じてNANJCOINの認知度を高める。NANJCOINを使用したスポーツ事業への支援、個人選手への寄付機能を実現。 |
5 | 2020 – | 時期を見て、資金に見合ったスポーツチームを買収・運営。 |
内、1.2.については既に実現済みですので、次は3.の大手海外取引所への上場が当面の目標になります。
なお、NANJCOIN(なんJコイン)のフロントチームが2018/03/14に法人化し、「NANJ株式会社」となった様です。
事業として責任の所在を明確にしながら前面に立って交渉する目的で法人化した、とありますので、今後の活躍に期待ですね。
「NANJCOIN」(なんJコイン)を購入するには?
現時点(4/5)では、海外の仮想通貨取引所の「CoinExchange」(コインエクスチェンジ)でのみ購入する事ができます。
なお、「CoinExchange」(コインエクスチェンジ)での購入方法については、以前の記事「【CoinExchange】460種以上の仮想通貨を購入可能!!「CoinExchange」(コインエクスチェンジ)の登録・入金・通貨購入方法について」で詳しく説明していますので、購入を検討されている方は、是非ご参照下さい。
「NANJCOIN」(なんJコイン)の関連リンクまとめ
おわりに
いかがでしたでしょうか。
最初に作成・発行されてから現在でまだ3ヵ月程度と、まだまだ今後が未知数なコインではありますが、日本発の仮想通貨として是非とも頑張って欲しいところです。
少々長くなってしまいましたが、NANJCOIN(なんJコイン)の購入を検討する上で少しでも参考になれば幸いです。
なお、次の記事「【NANJCOIN】再び高騰なるか!?「NANJCOIN」(なんJコイン)、CoinExchangeでのDOGE建てを削除!!」を投稿しましたので、是非ご覧下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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